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ブランド名の意味 ・ 由来について教えて下さい。 |
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自分の名前から付けました。
森脇なので『クマが住む森』をイメージしたブランド名になるかと思いました。最近は、動物を作ることが多いので、『クマのすむ森』というよりも『いろんな動物が住む森』といった感じが強くなりました。 |
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ベアを作り始めたきっかけは? |
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もともとは、手をちまちまと動かす手芸が好きで、パッチワークなどを我流でやっておりました。
ただ、テディベアはコットン生地で作ったことがありましたが、思ったような形にならず挫折しておりました。
私が手芸好きであることを知ったいとこに、1999年に材料と道具一式をプレゼントされたのが、本格的なテディベアを作り始めるきっかけになりました。 |
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初めて作ったベアはいつごろでどんな作品でしたか? |
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その時に、、贅沢にもファーストベアでモヘアを使った子を一日で完成させました。
型紙は利倉先生の21cmのベアです。
ジョイントの仕方がわからずに、縫い終わって本屋さんに飛んで行き、ベアの作り方の本で調べて作ったのがよい思い出です。
一体仕上げて、そのかわいらしさや、何かに引かれ、もっと作ってみたいと思いました。
ちょうどそのころ、ネットを始めて間もないこともあり、ネットサーフィンでいろいろなテディベアを見て、刺激を受け、小さめなベアから作りはじめました。 |
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作り始めて何年、何体ぐらいになりますか? |
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2000年から作り始めて、今年で丸8年になります。
頭数は、正確に控えていない時期もありますので、トータルな数はわかりかねます。最近は、小さいサイズを中心に年間100体前後作っています。 |
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コンテスト受賞暦はありますか?受賞暦や受賞作品をご紹介下さい。 |
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2005年 ジャパンテディベアフェス ドレスベアコンテスト 15cm以下の部 2位 牡丹 今年5月まで、地元のおもちゃの博物館に展示しておりました。 |
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作品に対する思いやこだわり、創作のモットーなどを教えて下さい。 |
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モヘアの質感・色にこだわった作品を作りたいと思っています。モヘアの手触りを直接手のひらに感じられる子、というのが、こだわりといえばこだわりでしょうか。
友人の作家さんが言っていた言葉ですが、『テディベアは触って楽しめる、持ち運べる芸術品』
モヘア生地の自然素材の持つ独特の色合いや手触りは、なにものにもかえがたい素材です。
それを最大限に生かしたベアを作りたい。
また手のひらにおさまるサイズというのも、こだわりです。
大きなベアをバランスよく作るのが苦手ということもありますが、手のひらサイズのベアが一番自分の作り方にあっているような気がします。
また、いろいろなクラフトの手法をベアに取り入れるのも好きです。
ガラス・粘土・原毛フェルト・皮革・絵画・染色など、やろうとおもえばいろいろなことが取り込めるような気がします。
まだいろいろ試行錯誤している最中ですが、これらの技法を使って、自分らしいベアやアニマルを造って生きたいと思っています。 |
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制作するときにデザイン画などは書きますか?イメージはどんな感じで浮かんできますか? |
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デザイン画はあまり書きません。
絵を描くのがあまりうまくないので。
出来上がりを頭にイメージして、そのイメージから型紙を直接おこして試作して改良、という手順が多いです。
アニマルは、写真を参考にしながら、型紙をおこします。
イメージというよりも、モヘアや生地を触っているときに
『これはこんなアニマルにしたら、おもしろいのではないか?』とか、漠然と浮かんでくることが多いです。
極端なときには、モヘアが『こんなアニマルになりたい!』と訴えてきたこともあります。
あとは、ベア作りと関係ない時間(ドライブやお風呂に入っているとき、趣味のドールで遊んでいるときなど)に、適当にリラックスしているときに思いつくことが多いです。 |