今月のピックアップアーティスト 掲載日:2013/08/07
 
pick up artist
 

タイニー・ベッツィー・マッコールのドリュと♪
(5センチ・モヘア)
 
作家さんの紹介
アーティスト名

作家本人
伊藤 毬乃
ブランド名
イトウ雑貨工房
お気に入り
タイニー・ベッツィー・マッコール
作家さんのHP
http://kawaiichan.blog121.fc2.com/
この作家の作品を見る 作家さんにお便りを書く
 
作家さんに聞きました
     
 
いっぱい遊んでもらったの(19センチ・モヘア)

時々あみぐるみ
   
ブランド名の意味 ・ 由来について教えて下さい。
名字の“伊藤”をカタカナに。雑貨好きだし。と、素晴らしく簡単に付けたブランド名です。(笑)
ベアを作り始めたきっかけは?
なんとなく眺めていたインテリア雑誌に載っていた1枚の写真。アンティークの棚の上でぐったり座っているボロクマに心惹かれたのが最初です。その後、モヘアという素材を知り、作り始めました。
初めて作ったベアはいつごろでどんな作品でしたか?
まだまだモヘアのテディベアを知る以前に、コットンプリント地&ボタンジョイントのパッチワーク風クマを作ったのが最初だったと思います。パーツごとに好きな布ばかりを組み合わせるのが楽しかったのを憶えています。
 
       
       
作り始めて何年、何体ぐらいになりますか?
モヘアを使用して本格的に作り始めたのは2000年からです。
数えた事はないのですが、年に50体ほどのペースで作り続けております。
テディベア教室は開講されていますか?  
ビスコースの黒い悪い奴ら・・・ウソウソ^^(9センチ)


はい、2001年ころから。ベア作りで分からないことや、新しく作りたいものがあったりした時に、生徒さんから「教室行きたいんですけど〜〜」と、連絡を頂いてオープンするというゆる〜い教室を開いています。わたしの方が刺激をもらう事が多いです。
 
作品に対する思いやこだわり、創作のモットーなどを教えて下さい。
どっしりとした存在感のあるベアを作れるようになりたいと願っています。(まだまだまだ修行中)基本中の基本ですが・・・撫でて、連れまわして、コタコタになるまで遊んでもらってもある程度は大丈夫なように、縫製と綿詰めはしっかりと!がモットーです。
 
度々出かける百合が原公園。ただただ広い公園の
木々を鳴らして風が吹き抜けます。空が高い。
制作するときにデザイン画などは書きますか?イメージはどんな感じで浮かんできますか?
  デザイン画は描きません。というか、トライしてみましたが描けませんでした。(泣)おでこが出ている子を作りたい」とか「胴体が長くてお腹が出てる子がいいな」など、大雑把なフォルムの希望がイメージとして浮かんでくるので、その部分から作り始めます。作り進めると、「だったら耳は長い方がいいね」とか「脚は短くしようか」などの次のイメージが浮かぶのでそれを作って・・・を繰り返して完成となります。普段、無意識にやっている事ですが、改めて文字にすると何だか超現場主義みたいな作り方で、ちょっぴり恥ずかしいです
       
どんな環境でベア作りをされていますか?音楽を聴いたりしますか?
たいていは教室兼作業部屋で作っています。音楽は聴いたり聴かなかったり。
クラシックから懐かしの歌謡曲まで。チクチク縫い作業の時は’70〜’80年代のハードロックを、ベアのお顔を作る時は聴かない事が多いかもしれません。
       
 
 
 
ベア以外で現在、熱中していることはありますか?
趣味・コレクションなど
タイニー・ベッツィー・マッコールというお人形さんが好きで、お洋服を作ったりして楽しんでいます。アメリカ生まれなのにどこか懐かしい日本の子供みたいな・・・良い意味で野暮ったいところが魅力です。自分の作るベアとも相性が良くて、自宅のクマ棚に一緒に並べております。
ペットは飼っていますか?(ペット自慢)
今は飼っていません。実家では猫2匹を飼っているので、帰った時には思う存分撫でまくってきます。
好きな動物はいますか?どんなところが好きですか?
(ペット以外でも)
毛が生えている動物全般は好きですが、やっぱり1番は猫かな。
一緒に暮らした時の程良い距離感が良いです。あと、気になるのはフクロウ。飼えるなら部屋で放し飼いしたいです。

お話なぁに?

どこか貫禄の(笑)まぶたうさぎさん
(18センチ・アルパカ)

手のひらサイズ♪
好きなことは?嫌いなことは?

好きなことは、気が向いた時のお掃除。夜、寝る前の読書。
嫌いなことは、からまった長いものをほどくこと。

出身地はどちらですか?現在のお住まいは?(都道府県のみ)
特産品や名産品、 近くの美味しい食べ物屋さんやおすすめスポットなどございましたらご紹介下さい。
生まれも育ちも北海道です。おすすめスポットという事ではありませんが、4〜5月の新緑の頃の北海道が。梅も桜も、草や木々が、いっせいに花を咲かせたり芽吹いたり。長い冬がやっと終わり、あっちでもこっちでもぐんぐん生長する様は、まるで大騒ぎのお祭りです。植物の力強さを感じられる季節です。
今後の活動やベアに出会える場所を教えて下さい。
地元のベアイベント等に積極的に参加し、テディベアの魅力をお話しさせてもらったり販売をしています。ベアに出会える場所は、自分の小さなweb shop と、そしてもちろん、リッティベアさん。
あなたにとってテディベアとは?
古い友人、かな。
 
 
       
       
7月のアーティスト オカザキ ハルミさんからの質問です。
意志のある澄んだ瞳のくまさんは、北海道の透き通った空気から生まれてくるのでしょうか。北海道には行ったことがありませんが、自慢のすてきな友人が三人くらいいます。とてもいってみたいところなんです。さむがりの私は、春から夏にかけてラベンダーのさくころに。プランターですけど、ラベンダーをそだてています。なんとなく今年もいいにおいを楽しませてくれそうな予感です。ところで、百合が丘公園のお花のたねのガチャガチャの白いお花は咲きそうですか?
オカザキハルミさん、はじめまして。是非是非是非! 北海道へ遊びにいらしてくださいませ。7〜8月のラベンダーの頃は、きっと爽やかな北海道の夏を楽しんでいただけると思います。そして、ご質問の白いお花♪百合が原公園で咲いたお花から採取した種を、あの!ガチャガチャで販売しているんです。100円投入するとちゃ〜んとカプセルに入って出てくるという楽しいシステムで入手したお花の種。ブログにちょこっと書いたのを読んでいただいてありがとうございました。今年の北海道は春が遅くて、種を蒔ける気温になったのは6月に入ってからでした。それでも無事に発芽し、今は7センチくらいに生長してます。このまま順調に育ってくれれば、白いお花が見られるのは間近かな〜と期待してます。
 

風を感じてどんどん進むのです♪
(8.5センチ・モヘア)

いっぱい遊んでもらったの
(32センチ・ウール)
 
 
 
伊藤 毬乃さんは作家歴13年目のベテランの作家さんです。8〜25cmぐらいのサイズのヌードベアやドレスベアを半々ぐらいで制作し、まぶたやアイライン等、目の周りを細工したタイプ・アンティーク風に汚したボロクマタイプ・つぶらな瞳タイプの3つのラインがあります。クマ以外はウサギ・犬・パンダ・リス・エゾモモンガなどもレパートリーです。しっかりとした綿詰めと縫製で、キリッとした顔立ちで、目に力のある特徴的な作品がとっても人気です。
只今、当店に作品がございますので是非ご覧ください。