今月のピックアップアーティスト 掲載日:2020/08/05
作家さんのご紹介

本人画像
名 前
田中 早苗

受賞作品 うずら
ブランド
sae
お気に入り
受賞作品 うずら
作家さんのホームページ
https://twitter.com/timovicke

作家さんに聞きました
Q 作品を作り始めたきっかけは?
A 羊毛倉庫(鈴木千晶先生)の教室に通わせてもらってからです。
Q 作り始めて何年、何体ぐらいになりますか?
A 9年目ですが自主的に作り始めるまでが遅かったので小さいのを入れても100体位でしょうか。

アヒル雛

わんこ

Q コンテスト受賞暦はありますか?受賞暦や受賞作品をご紹介下さい。
A AJCクリエイターズコンテスト(2017年)文部科学大臣賞
Q 教室は開講されていますか?
A 開いておりません。
Q 作品に対する思いやこだわり、創作のモットーなどを教えて下さい。
A いつも一つ一つ細部まで丁寧に作ることを心がけています。自分の作品を誰か1人でも「好き」と思ってもらえたらそれはとても幸せな事だと思っています。自分が元気な状態であることはもちろんですが見てくださる方や見守って応援してくださる方がいるから作らせてもらえる事に常に感謝しながら作る気持ちを大切にしています。

干支ねずみ

swan

 

Q 制作するときにデザイン画などは書きますか?イメージはどんな感じで浮かんできますか?
A 描きません(描けません) 趣味で集めたビンテージパーツや花や自然、動物など好きなものを眺めていると時々頭の中の想像を形にしたくなる時があります。
Q どんな環境で作品作りをされていますか?音楽を聴いたりしますか?
A コーヒー、おやつ等好きなものを傍に置いた空間で音楽やmovieを流しています。制作デスクは大きめのはずなのですがいつもあれこれ素材を山盛りに広げてしまうので結局いつもとても小さな面積でチクチクしています。
Q 好きな作家さんや目標、憧れの作家さんはいらっしゃいますか?
A 道を作ってくださった羊毛倉庫 鈴木先生はずっと恩師であり憧れです。


制作デスク横の好きなものや
古いものを集めたコーナー
Q 作品以外で現在、熱中していることはありますか?趣味・コレクション
A 時を経て更に素敵になった古いものが好きで集めてしまいます。和洋問わず繊細な仕事のもの、色使いの綺麗なもの、動物のモチーフものに特に魅かれます。また、お花が好きで生けることにとてもワクワクします。
Q ペットは飼っていますか?(ペット自慢)
A 2匹のミーアと一緒に暮らして10年位になります。私にとって何よりも最優先の子達で全てが愛おしい大切な大切な存在です。
Q 好きな動物はいますか?どんなところが好きですか?(ペット以外でも)
A 恐竜まで遡り、動物は全般に好きです。
Q 出身地はどちらですか?現在のお住まいは?(都道府県のみ)特産品や名産品、近くの美味しい食べ物屋さんやおすすめスポットなどございましたらご紹介下さい。
A 三重県在住です、祖父が三重の伝統産業である伊勢型紙(着物の絵型)に携わっていたので幼い頃から職人さんの繊細な彫り仕事を目にすることも多く着物をとても身近に感じて育ちました。今では生活に取り入れやすい照明やインテリア等にもアレンジされているので伊勢型の伝統的な美しい紋様を気軽に知っていただけると嬉しいです。

作品用のパーツ類

Q 今後の活動や作品に出会える場所を教えて下さい。
A お声掛けいただいた関東の企画展やドールワールドなどのイベント等、TwitterやInstagramのsnsには作品情報を発信させていただいてます。
Q ◎ 2020年 7月のアーティスト ヒサノ ケイコさんからの質問です。
「はじめまして、ヒサノと申します。私は田中さんの作る繊細な鳥や魚に風や水流を感じて、とても好きになりました。羊毛と異素材の組み合わせも素敵です。田中さんの作品アイデアは、どんな時にひらめくことが多いですか?私は里山を散歩している時です。よろしかったら教えてください。」
A はじめまして、優しいご感想いただきありがとうございます。里山の散歩、とても素敵ですね。私も作品の形や色、ヒントは自然からいただくことが多いように思います。作りたいものの特徴や可愛らしさ、美しさをどのように表現するか毎回あれこれ考えます。長く携わってきたお花の技法を取り入れてみたり、使えるかもと思った素材を切ったり染めたりと実験のようなこともしてみたり…試行錯誤でなかなか思うようには進んでくれませんが思わぬ発見や方法で納得できるかたちになった時はとても嬉しいです。

Fown


伊勢型紙の紋様小箱と燕

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